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2012年1月

2012年1月31日 (火)

どんな風に向かうのか

「風に向かって立つ」とは,本校の校訓です。どんな風に吹かれるかを自分で決めることはできませんが,一方で,どんな風に向かおうとするかを心に決めることはできます。人生の目標を決める,あるいは,志を立てるとは,まさにそのようなことなのだと思います。

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明日,2年生は立志式。それぞれが自分の志を立てて式に臨みます。上の写真は先週末の練習の様子。寒さも手伝っていつも以上に張り詰めた空気の中,体育館には志を述べる生徒の声が響き渡っていました。一方,今日の1校時は廊下で誓いの言葉を確認する姿も(写真下)。式に向けた生徒や先生方の心意気が伝わってきます。

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立志式は明日,2月1日(水)13:40から,立志記念講演は15:00から,本講体育館で行います。講演では,種子島宇宙センター射場技術開発室の宮里光憲様に「困難を乗り越える~ロケット開発を通して~」と題してお話しいただきます。

昔で言えば大人の役割を果たさなければならない年齢になった生徒たちの姿を,2年生の保護者の皆さん全員にご覧いただきたいと思っています。

2012年1月30日 (月)

それぞれのところで頑張るⅢ

この時期になると,昼休みに職員室前の廊下で3年生の姿を多く見ます。その目的はもちろん,先生への質問です。高校入試を目前に控えたこの時期,必死に先生に食い下がす姿からは,何としても分かりたいという気迫を感じます。

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一方こちらは,1・2年生の様子。多目的ホールでは,保体委員会の生徒がクラスマッチに関するアンケートの集計を,美術室では,2年生が立志式に掲示するメッセージの準備をしています。

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それぞれの状況に応じ,自分のなすべきことを着実に行うということは,当たり前のようですが,大変に大切なことなのです。

2012年1月27日 (金)

差別をなくするために闘った人々の生き方

2校時,2年生歴史的分野で,全国水平社の創立を題材にした研究授業が行われました。

いわれのない差別の実態とその差別に向き合った人々の生き方を,歴史的な事実に基づいた豊富な資料を使って学習します。

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友だちの発言を聞いたり資料を読み進めたり生徒の表情はいつも以上に真剣に見えます。ともすれば他人に対して攻撃的になりがちな自分に気付いくことができた生徒もいました。

「どんなに厳しい差別の中でも,人間としての誇りは失わなかった」「自分自身を低くみたり,臆病になったり,これまでたくましく生きてきた祖先をはずかしめたり,人間の尊厳をおかしたりしてはならない」などの言葉に,差別をなくするために闘った人々の生き方が象徴されていると思いました。

2012年1月26日 (木)

冬の朝

予報によると最高気温は昨日に続いて10℃を下回るようですが,柔らかな朝の光に照らされた中庭を窓から見ると外も暖かいように見えてしまうから不思議です。

今日は木曜日。昨日と違い,青空に白い雲が浮かぶ,風も穏やかな冬の朝,学年ごとにそれぞれの場所で学年朝会が行われていました。

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写真にはうまく写っていませんが,プラネタリウム室前の廊下には上履きのサンダルが整然と並んでいます。中では1年生がしりとりゲームの真っ最中。仲間の絆を深めていました。

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2年生は柔道場で来週に迫った立志式の練習。冷たく張り詰めた朝の空気に,凛とした声が響きます。体育館では3年生が高校入試に向けて気持ちを引き締めていました。きちんと伸びた背中,まっすぐ前を見ている顔の表情からは,緊張感が伝わってきます。

寒い冬の朝ですが,気持ちを引き締めるためにはもってこいなのかもしれません。

2012年1月25日 (水)

それぞれのところで頑張るⅡ

給食の時間にも,それぞれのところで頑張る生徒たちはたくさんいます。

保体委員会の生徒たちはコンテナ室で給食当番の生徒の身なりの確認を,文化委員会の生徒たちは給食時間の放送を担っています。

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食育の大切さが強調されています。安心,安全で楽しい給食の時間は落ち着いた学校生活の重要な基盤でもあります。それぞれのところで頑張る生徒たちがその基盤を支えています。

2012年1月24日 (火)

それぞれのところで頑張る

タイトルは,私が教員として大きく影響を受けたある先輩の言葉です。

昼休み,学校の中を見て回ると生徒たちはまさに,それぞれのところで頑張っています。

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蔵書点検に励む図書委員会の生徒たち,来週に迫った私立高校入試に向けて勉強に励む生徒たち,それぞれのところ,それぞれの立場で頑張っています。このような姿に互いが触発されて,すべての生徒,そして,学校全体は前に進んでいるのだと思うと,大変に頼もしく見えてきます。

2012年1月23日 (月)

サムサニマケズ

先週とうって変わり,冬の寒さが戻ってきました。放課後,部活動をしている生徒の向こうでは鉛色の雲が空を覆い尽くしています。花芽をつけた中庭の桜は,防寒着でランニングをしている生徒の傍らで冷たい季節風に黙って耐えているようです。

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放課後の3年生の教室では黙々と受験に備える生徒の姿がありました。

「サムサニマケズ」前に進もうとする生徒たちを見ていると,こちらも思わず背筋が伸びてきます。

※ かぜ,インフルエンザ,嘔吐下痢などの感染症が心配されます。特に3年生にとっては大切な時期。帰宅後の手洗い,うがいの励行と十分な休養,食事,睡眠を心がけてください。

2012年1月21日 (土)

社会で通用する

これからは,たとえ外国に出て行かなくても,外国語でコミュニケーションをする力が欠かせない時代になっていくと考えられます。日本語の場合も同じですが,自分の思いを自分の言葉で表現することは,心のつながりをつくる上で欠かせません。

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午前中,3回目の英語検定が行われていました。本年度は,延べ69人の生徒が社会で通用する力に挑戦しました。

社会で通用するということは何も特別なことではなく,独り立ちした人間としてきちんと役割が果たせることと同じです。自立した大人になるため,一歩ずつ,地道に前進することはとても大切なのだと思いました。

2012年1月20日 (金)

そわそわ,どきどき

午後からの新入学説明会に参加した6年生はきっとこんな気持ちだったのでしょう。

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中学校はどんなところか,先輩や先生方はこわいのか優しいのか,果たしてどんな印象を受けたのでしょうか。

ところで,写真下左は,会場準備の様子。昼休み,1年生が取り組んでくれました。その1年前に姿が写真下右。つくづく成長を感じます。

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6年生には安心して入学してきてほしいと思っています。

うきうき,わくわく

朝出かける準備をしている途中自宅の窓を開けると,登校中の女子生徒の明るい笑い声が。妙にふざけているのではなく,落ち着いた雰囲気で会話を楽しんでいる様子が感じられ,何だかいい気分になります。

今度は家を出てすぐ,後ろから「おはようございます。」と元気な男子生徒の声が。聞けば15分ほどかかる自宅から毎日歩いて登校しているとのこと。いつも同じ時間に同じ場所で会う生徒です。ますますいい気分になります。

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登校指導中空を見上げると,雨上がりの少し暖かい空気の向こうに澄んだ青空と遠くには春を思わせる入道雲の群れが。また,中庭では,桜の花芽がたくさん膨らみつつあります。

午後からは新一年生の入学説明会。朝から,何だか,うきうき,わくわくしてきます。