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社会の中で自分の持ち味を十二分に発揮するには,本来秘めている力を磨く(集団社会の中での生かし方,使いこなし方を習得し,高める)過程が必要です。学校の授業はもちろんですが,様々なしくみをうまく生かして自分を磨いてほしいと思っています。
今日午前中,校内では本年度2回目の英語検定に臨む生徒の姿がありました。
準2級という難関に挑戦する生徒もいます。自分を懸命に磨いている生徒の横顔は輝いて見えます。
一方,自分の心を磨くことも大切です。昨日は道徳の研究授業が行われました。
自分の勝手な思い込みや一方的な決めつけで相手を誤解してしまうことはありがちなことです。相手を適正に理解するため,自分の見方や考え方を広げるということは,よりよい生き方に向けて自分を磨くことでもあります。
中種子中学校の未来を背負っている生徒は誰でしょうか。真っ先に浮かぶのは生徒会長や生徒会本部役員などのリーダーの姿だと思います。
本年度後期の生徒会役員(ということは来年の10月までの生徒会役員)を選ぶ選挙がいよいよ動き出しました。今日の昼休みは立候補者と応援演説者を集めた説明会です。
特に,説明を聞く2年生の背筋がぴんと伸びている姿が印象的です。中種子中学校の未来を背負って立つという自覚がそうさせているのでしょう。頼もしい限りです。
ところで,選挙で投票するというのはどのような意味をもつのでしょうか。未来を背負って立つ責任を立候補者に背負わせるということではないと思います。むしろ,立候補者と一緒に自分も責任を負いますよ,という意思表明ではないでしょうか。つまり,投票する以上は,その人にとことん協力する義務を負うということでもあります。
中種子中のリーダーを選ぶということは,実は,全ての生徒が中種子中の未来を背負って立つ義務を負うこと,その覚悟を固めることなのだと思います。
3年生は職場体験学習,2年生は修学旅行休養措置日ということで,今日1日は1年生だけの学校です。
6校時,大きな歓声に誘われて体育館へ行ってみると1・2組がバレーボールの試合中。いつもに比べて動きがのびのびしているように見えるのは気のせいでしょうか。
3組は教室で社会科(地理的分野)で日本の領土について学習中。日本はいくつの海に囲まれているのか,その数と名称を帰宅した生徒にぜひ尋ねてみてください。
さて,明日からは3連休。9日の町民体育大会に出場する生徒もいるでしょうが,時間をうまく使ってこの1週間の体験学習の疲れをしっかり癒してください。そして,11日(火)には全ての生徒が元気な顔で登校してきてください。
記憶の中の友人は、年月が重なり自分自身が年老いても、当時のままの姿で脳裏に現れます。その姿や周りの様子は、オブラートに包まれたような映像で声もありません。私もそうです。中学卒業以来会っていない記憶の中の友人は若い。今回の修学旅行を経て、生徒はどの様に記憶を刻んだのでしょう。十年先、二十年先、彼らの脳裏に甦ってくるものは、訪れた先々の風景ではなく、じゃれあったり、気になる人と話したりした時の若い姿なのかもしれません。修学旅行を共にした友人は、いずれ離ればなれに過ごすことになります。広い世の中で縁あってひとつの学校に集い、学ぶことになった友人をこれからも大切にしてほしいと思います。全部で14編の修学旅行記を綴りました。今種子島に向かう高速船の中からを最後としたいと思います。修学旅行を支えてくださった全ての方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。解散式は、18:45から体育館で行う予定です。