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2011年10月

2011年10月31日 (月)

Together

今週土曜日に迫った第8回風立祭(「ふりゅうさい」と読みます。「風に向かって立つ」という校訓にちなんで名付けられた文化祭の愛称です。)に向けた動きが本格化しました。いろいろな時間,いろいろな場所を使って,準備や練習が進んでいます。

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今回のスローガンは「Together~仲間とともに分かち合う瞬間(とき)~」。風立祭前のこの時期は,本番だけでなく学校生活の様々な場面で「仲間とともに分かち合う瞬間」に多く出会います。

さて,明日からは「かごしまの教育県民週間」です。風立祭だけでなく,日常の授業,生徒の生活の様子をご覧いただき,生徒たちと「とき」を分かち合っていただきたいと思います。多くの皆様のおいでをお待ちしています。

2011年10月28日 (金)

見えないハードルを越える

私たちは集団社会の中でしか生きていけませんが,その中でストレスを感じることも事実です。不必要なストレスは排除しなければなりませんが,避けて通れない最低限のストレスを乗り越えていく力を高めることは大切です。

本校が取り組んでいる人間関係力を高める教育活動について,その内容を他校の先生方に見ていただくとともに意見をいただくための発表会を行いました。

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種子島島内の小学校,中学校,高等学校,教育委員会関係の先生方が30人以上おいでくださいました。

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授業を見てもらった生徒たちもいました。緊張した中にものびのびと自分の考えを発表する姿があり,自信を深めることができたのではないかと思います。

将来生徒たちが社会に出たとき,集団生活の中では,目には見えない心のハードルが立ちはだかるときが必ずあります。そのハードルを越え,自分が所属する集団社会に立派に適応して持ち味を発揮できるようになってほしい,それが本校の先生方に共通する願いです。

2011年10月27日 (木)

新たな節目へ

今日の6校時は生徒会役員選挙。まずは,合計10人の立候補者がこれから中種子中学校が目指すべき方向性と自分が取り組みたいことなどについて演説を行いました。

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その後,自分の考えをまとめた生徒たちは票を投じます。

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投票用紙記入台,投票箱などは町役場から借りた本物。これからの中種子中学校の在り方を真剣に考えることは,町の将来を真剣に考える第一歩でもあります。

未来を担う中学生が新たな節目へ進む場面で,大変意義深い本物体験となりました。

2011年10月26日 (水)

未来を創る

いよいよ明日は,生徒会役員改選。立候補者は朝の登校時間帯から選挙運動に臨んでいます。

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選挙や投票と言えば,未来を託する,というイメージがあります。しかし,最も大切なことは,投票する一人一人が明確な未来像を描くこと,そして,その実現のために苦労を分かち合える人を選ぶという考え方をもつことではないでしょうか。

その意味からは,選挙というのは,「未来を託する」のではなく,ともに「未来を創る」出発点なのだと思います。

2011年10月25日 (火)

成長の跡を確かめる

いろいろな機会を捉えて,これまでの努力の成果,自分の成長を振り返ることは大切です。

今日は,中体連地区新人大会。来年夏の総合体育大会に向けて新チームがどれくらい力がつけられたか,種子島島内の中学校が互いその力を確かめ合います。

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日ごろ練習試合で対戦する機会も多い相手ですが,いつもとは違った気持ちで自らを振り返り,成長の跡を確かめ,新たな挑戦の機会になることを願っています。

2011年10月24日 (月)

メッセージを感じ取る

自分で選んだもの,調べたこと,考えたことを表現し,発信する方法はいろいろありますが,それらの全ては生徒の願いや思いに基づくものです。

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自分が気に入った詩を選んでカードにする,自分が選んだテーマについて調べた結果を分かりやすくまとめる,目に見えない小さな粒の動きを図に表す。いずれも一人一人の生徒の心の世界が反映されています。

何が書かれているか,描かれているかだけでなく,その内容や表現方法をじっくりと味わったとき,どのようなメッセージが感じ取れるのかを大切にしたいものです。

2011年10月21日 (金)

楽しみを増やす

読書の秋。本を通して自分の知識やものの見方や考え方を広げるのに適した季節となりました。「『知るは楽しみなり』と申しまして、知識をたくさん持つことは人生を楽しくしてくれるものでございます。」というせりふに聞き覚えのある方も多いと思いますが,まさに,読書を通して自分の世界を広げることは,自分の楽しみを増やすことでもあります。

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昼休み,図書室では多くの生徒が読書をする中,しおりづくりに励む図書委員会の姿がありました。

気に入った本に思いのこもったしおりをはさんで読書に勤しむというのは,まさに,文化の秋,芸術の秋にふさわしい楽しみ方ではないでしょうか。

2011年10月20日 (木)

社会生活への備え

集団生活の中で生じた問題について,解決の方策を自分たちで話し合い,しくみやルールを創り出し,一人一人がそれを守るということは,人のつながりの中でしか生きていけない私たちにとって大変重要な力です。この力のことを学校教育の世界では「特別活動の学力」と呼ぶこともあります。

その集団の大きさは,家庭,友達などの規模から,学級や学校,地域などの規模,そして,国や国際間などの大変大きな規模のものまで様々です。

中学生の時期は,少なくとも,学級,学校の規模で「特別活動の学力」を身に付け,高めていくことが必要ですが,生徒会活動はその力を培う上で重要な場面です。

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いよいよ来週は役員選挙。選挙管理委員や立候補者,応援者,そして選出された役員だけが苦労するようでは一人一人にその力は身に付きません。

今日からは選挙運動も始まります。将来大人になったとき,自分たちの力でよりよい社会を創り出すための大切なリハーサルであるということを全ての生徒がしっかりと自覚して臨んでほしいと思っています。

2011年10月19日 (水)

知識を増やす

生徒たちが社会に出たとき,生きていく上で,働く中で,乗り越えなければならない大きな壁にぶつかるときは必ずやってくるでしょう。簡単には答が見つけられない難問をどうやって乗り越えていけばよいのでしょうか。

解決策の一つに,自分が持ち合わせている知識を結びつけることで手だてを考えるということがあります。そのためには,自分の知識を増やすことはとても大切なことです。今日から中間テスト(3年生は実力テスト)。どれだけ知識を身に付けることができたか,それらを結びつけてどれくらい問題を解決することができるのかを試します。

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知識を増やすということは,困ったときに考えつく解決策を増やすだけでなく,いろいろな物事に対する興味を高めることで新たな知識を吸収するきっかけを増やすことにもつながります。その営みは,主体的に生きる上で欠かせないものです。

2011年10月18日 (火)

視線の先には

自分たちの将来が明るく希望に満ちたものであってほしいという願いは,万人に共通するものでしょう。生徒たちは,日々の学校生活の中でも自分の将来を心に描きながらいろいろな活動に取り組んでいるのだと思います。

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先生の話を聞く,様々な職業について調べる生徒の視線の先には,自分のどのような将来を見ているのでしょうか。

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修学旅行,文化祭準備,教室の設営,生徒会役員選挙など,様々な行事や活動も自分の将来に視線を向ける機会になっているのかもしれません。

願わくば,その視線の先には「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば,それのみを見つめて」ほしいと思っています。