タイトルは，教育基本法に示された教育の目標の一節です。
日本には様々な伝統，文化がありますが漢字はその大切な要素です。朝の９時過ぎ，教室では，漢字検定に臨む生徒の姿がありました。
日本という地域で漢字が使われるようになって二千年程が経つようですが，その過程で生み出された片仮名，平仮名とあわせ，我が国の伝統と文化を支える重要な要素となっています。漢字をたくさん使いさえすればよいというものではありませんが，多様な漢字を時と場合に応じて使い分けられることは，伝統と文化を尊重するだけでなく，一個人としての力量を高めることにもつながるはずです。
ところで，町中央公民館では，今日，明日も私立高校入試が行われています。受験している生徒の健闘を祈らずにはいられません。
３年生の教室をのぞくと，空席が目立ちます。
今日も，学級によっては半数近くの生徒が，私立高校を受験しているのです。
すでに１回目の受験を終えた生徒，これから受験に臨む生徒と状況は様々ですが，それぞれに応じて，また，他の生徒にも心を配りながら，自分がやるべきことを頑張っています。
私立高校の入学試験等は来週いっぱい続きます。３年生には心静かに，やるべきことに集中してほしいと思っています。
ところで，全国的に，また，町内でも，インフルエンザが拡大しているようです。発熱などで欠席している生徒もいます。３年生に限らず，１・２年生も，手洗い，うがいを徹底するとともに，栄養バランスを考えた食事，十分な休養や睡眠などを心がけましょう。
北西寄りの季節風に時折小雨が混じる典型的な冬の天気になりました。
強い風に引きちぎれんばかりにはためいている幟は，バスを降りて玄関に向かう生徒の姿ともども，｢風に向かって立っ｣ているように見えます。
さて，今日は私立高校入試２日め。昨日の４人に続き，今日は２３人の生徒たちが関門突破を目指します。町中央公民館では参考書を見ながら試験を待つ生徒の姿が。
これもまた，自分で決めた風（目標）に向かう生徒の姿です。
２年生は立志式の日。４校時，会場設営は自分たちで行いました。これまで準備や練習をしてきた生徒たちだけでなく，多くの大人の思いも舞台装飾などに込められています。
式では多くの保護者の方々を前に一人一人が「志」を述べました。堂々とした態度はとても頼もしく見えます。
続く記念講演では，種子島宇宙センター射場技術開発室から来ていただいた講師に，宇宙飛行士がその役割を果たすためにどのような困難を乗り越えているのかを，具体的にお話しいただきました。
生徒代表の言葉にあった｢責任，一生懸命，感謝｣を合い言葉に，これから出合うであろう困難を乗り越え，新たな自分づくりに向けて力強く進んでいってほしいです。
