中種子中ブログ　風立

平成２３年度最終日。７人の転退職があった本校では，今日，すべての先生方が種子島を離れます。

風に向かってよりよく立てる生徒を育てるため，一人一人の先生方が，形のあるものを，あるいはまた，熱い思いを残してくださいました。

明日からは平成２４年度。種子島に残る方々も，種子島を離れる方々も，皆が風に向かってよりよく立てるよう，この地で結んだ絆をより一層深めながら，それぞれの所で活躍させることを祈ってやみません。

久しぶりに生徒たちが集まり離任式が行われました。「故郷のために頑張れ」と，この中種子中に赴任して以来，尽力されてきた先生方とのお別れです。生徒たちも身にしみる言葉や思いがあったのではないでしょうか。身動きせずお別れの言葉を聞いている姿が印象的でした。

お知らせ

本日２件の案内を配布しました。

１　転退職される先生方の出発日一覧表

２　学級委員選出会開催について(第一次案内)

とうとう修了式の日となりました。その後は大そうじ。この１年の成長を振り返りながら，教室を，廊下を，そして，自分の心を磨きます。

一生懸命掃除をする生徒の頭の中では，様々なできごとが甦っていることでしょう。

大そうじの後は，本学年最後の学級活動。この春休みが，いずれやってくる自立に備え，自分の生活をきちんとコントロールできるように自分を高める機会になるよう願っています。

自分の成長を振り返り，思い出と決意を胸に，次の学年へ向けて進みつつある生徒たちの姿です。

今日は，町内すべての小学校の卒業式。南界小学校を卒業する８人が，たくさんの思い出を胸に，感極まる思いで母校を巣立つ姿を見送ってきました。

ところで，下の写真はちょうど１年がたった去年の卒業生の様子。

整然と並んだ靴，真剣な顔で取り組む授業風景だけでなく，一人一人のちょっとした表情に６年生とは違う成長の跡が感じられます。

それぞれの小学校を卒業した６年生の皆さんが４月６日の入学式に元気に登校してくることを，心から待っています。

少し霞んだ青空，柔らかな日差しに肌持ちのよいそよ風と，正に，春の訪れを実感させる穏やかな日和となりました。

校舎周りで咲きほころんでいる花々も，中庭の掃除をしている生徒たちも，うららかな春の日差し全身に浴び，春の訪れを味わいながら，次のステップに向けた英気を養っているように見えます。

平成２３年度総仕上げの１週間がスタート。少し肌寒さも感じますが，さわやかな春の風が心地よく吹き渡る週明けとなりました。

１校時は保健体育，美術，理科，社会の授業。生徒たちは，これまでの総仕上げに向け，それぞれに真剣な眼差しで学習に励んでいます。

金曜日の放課後は小雨交じりとなりました。いつもは屋外で活動している野球部や陸上部も，今日は校舎内で筋力トレーニング中心の練習です。

必死に歯を食いしばる表情からは，練習に対する思いの強さが伝わってきます。

自分の力を伸ばすためには，雨の日の地味なトレーニングこそが大切なのかも知れません。

３年生が卒業した後，実質的な最高学年となった２年生。今日の午後はクラスマッチで，仲間との絆を深め合いました。

一方こちらは，午前中にあった数学授業の一コマ。ひねりが入った課題に知恵を絞って挑戦中です。

次のステップに向けて進み始めている在校生の姿です。

卒業式から一夜明けた３年生フロア。他のフロアから生徒の賑やかな歓声が聞こえてくる分，廊下や教室の静けさが際立ちます。

注目したいのは，各教室の机と椅子。どの学級も，整然と並んでいます。

言葉にしていない分，卒業した３年生の学校への思い，後輩たちへのメッセージが，より熱く強いものに感じられます。

第８回卒業式は，風も治まり，穏やかな日差しの下で行うことができました。

旅立つ３年生，送る１・２年生，そして見守る大人の思いが一つになった，厳粛な式となりました。

明日からはそれぞれの立場で，一つ上の道を進み始めます。一人一人の健闘を祈ります。