中種子中ブログ　風立

冬休み中の最後の平日。学校では，３学期の準備が進みます。

２学期末に洗濯した給食着や黒板拭きクリーナーのフィルターはきれいに乾いて，いつでも使える状態です。また，職員室前のボードや各教室には新年を迎えた生徒へのメッセージも。

３学期に，そして，入試に向けたカウントダウンが始まっています。

今日からは３年生の自主学習会も再開。春に向けて受検生としての動きが始まっています。

４０人を超える生徒たちが登校し，数学の添削を受けたり，苦手分野の克服に取り組んだりしています。

一方，テニスコートでは冷たい季節風の中，男子ソフトテニス部の練習が始まっていました。部員は現在１年生だけですが，春に向けて力を蓄えていってほしいです。

仕事始めの日は，北西の季節風が強く，冬らしい寒さとなりました。もう少し北の地域であれば雪を降らせるのだろうと思わせる雲が，校舎の上を南東の方角に流れていきます。

そんな寒さの中ですが，中庭の桜の枝には花芽がたくさんついています。冬の寒さに耐える姿は，目標実現に向けて地道に努力を積み重ねる人の姿と重なります。

一方，武道館では剣道部生徒が新年早々から稽古に励んでいました。

ここにも，寒さに耐える生徒の姿がありました。

平成２４年町成人式に出席してきました。タイトルは，パンフレットにあった町民憲章の一節です。

統合した中学校に最初に入学した生徒たちの成人式でもあります。様々なあいさつから，生かされている命を大切にする，目標を実現するため毎日の努力の積み重ねを大切にする，愛情を注いで育ててくれた故郷の役に立つことを大切にする，などの言葉が心に残りました。５年～７年後にこの日を迎える中学生もぜひ心に留めておいてほしいと思います。

黙祷から始まった成人式は，例年以上に厳粛な雰囲気に包まれているようでした。

新年，明けましておめでとうございます。平成２４年をどのような思いで迎えたでしょうか。

初日を見に行ってきました。７時２０分ころに大隅半島の高隅山の向こうから昇ってくるはずなのですが，分厚い雲にさえぎられてなかなか光が届きません。７時４０分過ぎ，雲の隙間からようやくオレンジ色の光が見えてきました。

光が射すのを待つ間，いろいろなことを考えました。初日は見ることだけでなく，この「待つ」時間が大事であることにも気付きました。

身の回りの人々，中でも苦労して今の社会を築いてきてくださった人々，３０年後，５０年後の社会を生きている人々に喜んでもらうには何が必要なのか，子どもたちにも気付かせられる年に，そして，他人に喜んでもらうことに自分の喜びを見いだせるような年にしたいと思いました。