リーディングスキルテスト
今週,全学年ともリーディングスキルテストを行いました。
リーディングスキルテストは,文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読む力)を測定・診断するツールです。読解プロセスごとに6つのタイプから構成されていて,それぞれのタイプで読解の能力値を診断しています。
どの教科の教科書も,学習内容は文章で説明されています。その文章を「読む」ことができなければ,教科の内容を理解できることは決してありません。「読む力」を多面的に測ることで,学習のつまずきの原因となる学習スキルの習得不足や,基礎的な知識の欠落,気付かない不適切な学習行動といったさまざまな阻害要因が見えてきます。
学習に取り組む際,そのつまずき部分に留意させ,不足しているスキルを練習させたり,知識を補ったりすることで,「読む力」は大きく向上します。知識と技能の習得において、状況に合わせた適切な情報処理能力を発揮させることで、学力全体の飛躍的向上が期待されます。
今後,各自の読解力の分析を行い,学力向上に役立てていきます。