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2012年1月19日 (木)

雨になると

「雨になると乗らないのよね。」とスクールバスの運転手さん。「今日は3人乗らなかった。」と続きました。

運転手さんたちは,自分が運転するバスにどこで誰が乗ってくるかだけでなく,バスに乗り降りするときの表情にまで気を配り,日ごろから生徒に声をかけてくださっています。だからこそ,乗ってこなかった理由が気になって仕方ないのでしょう。

雨になると送迎の車が増えます。確かに,服が濡れていると不快で,授業には集中しにくくなります。しかし,10年も経てば生徒は独り立ちし,雨が降ろうが槍が降ろうが,今の私たちと同様に社会の中で自分の役割を果たしていかなければなりません。少しでも理由があれば送迎してもらうのが当たり前だと生徒が思っていなければよいのですが。

一方で,傘もささずに濡れて登校する生徒もいます。降ってくる雨や槍をすべて受け止めていては,自分がもちません。それらを上手に避ける知恵や手だてを身に付けることも必要です。たかが傘1本であっても,大切に,上手に使いたいものです。

雨になると,なぜかいろいろなことを考えてしまいます。たまには,写真なしのブログもよいのかもしれません。