3年生数学の授業からタイトルのような説明が聞こえてきました。
「困ったことが起きたら,その特徴をとらえて公式(自分が知っている解決策)を当てはめる」と読み替えれば,日常生活にそのまま当てはまります。よく「数学を勉強して何の役に立つの?」と尋ねてくる生徒がいますが,その答はこのような授業にあるのでしょう。困ったことが起きたとき,それをどうやって克服していくか。数学の問題を解くことを通して,解決策を考え出す(導き出す)思考力を身に付けていくことはとても大切なことです。
今日はもう一つ,おもしろい質問の場面に出会いました。2年生家庭科の「人はいつから服を身に付けるようになったのか」という問いです。
考えている生徒の表情を見ると大変に生き生きとしています。他の動物とは異なる,ヒトという種類の動物の特徴を考えることに知的好奇心をかき立てられているのでしょう。このような授業を通して,本質を見抜く力を身に付けていってほしいと思いました。
日頃の授業は同級生とのつながりが中心ですが,大人社会では異なる年齢の人とのつながりが主です。
生徒会活動,部活動は,同級生だけでなく先輩,後輩とのつながりの中で活動することから,大人社会の入口とも言えます。
本日6校時は,生徒会オリエンテーション,部活動紹介が行われました。
生徒会役員は,仕事内容の説明の後,学校生活の流れをビデオで紹介してくれました。1年生だけでなく,2・3年生も真剣に見入っています。
各部活動は,2分間という限られた時間の中でそれぞれの特徴を簡潔に紹介してくれました。工夫した内容に,生徒たちだけでなく,職員も思わず見とれています。
1年生だけでなく,全ての生徒にとってその意義を踏まえた活動を充実させる機会となりました。