人権同和教育「ハンセン病問題」学習
6月26日(水)の6校時、2年2組で「ハンセン病問題」に関する人権学習を行いました。この授業は、今年度、町の人権同和教育研究指定校及び、県の子どもの人権プロジェクト推進校の指定を受けての最初の研究授業でした。
ハンセン病はどのような病気で、ハンセン病問題が人権侵害を作ってしまったこと、そして根強く残る差別や偏見に対してどのように行動すべきなのか考えました。
この学習をはじめとして、現代の様々な差別や偏見について考えることができました。永田先生、2年2組のみなさん、貴重な授業の御提供ありがとうございました。
その後、授業研究を行いました。差別のない社会を築くため、何を学んだかを協議の柱に据え、意見や提案などを共有しました。
折しも6月16日から22日まで「ハンセン病問題を正しく理解する週間」でした。その期間は終わりましたが、ハンセン病問題は未だ終わっていません。自分自身も当事者意識をもち、現在もある差別偏見をなくすため、立場を超えて連携し、全力を尽くさなければなりません。
しかし、本当に怖いのは病気ではなく、無知から来る社会の差別です。これは教育の責任でもあります。私たちは、いじめや悪口、あらゆる差別に対応できる生徒をこれからも育成していきます。