ICTと聞いて皆さんは何のことかわかりますか?
ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略で,近年では教育現場において,文部科学省が学校にパソコンやデジタルテレビを導入し,子どもたちの情報活用能力の育成や教育手法として活用がなされています。
本校でも,今年度からICT利活用についての研修を行っており,その授業も実施しています。
今日は数学授業の中で「オープンノート」「デジタルペン」が使用されました。OpenNOTE(オープンノート)とは,生徒の書いたこと(デジタルペン)が,リアルタイムに先生のパソコンに表示されるツールです。 生徒が今,何を考え,どこでつまずいているかを,手に取るように把握できるため,指導の必要な生徒を効率良く発見できるようになります。
また,生徒の解答は1画ごとに記入時間とあわせて記録されているため,再生表示により,書き順や解いた順番を後から確認することもできます。
社会生活を営む上で,「自己中心的になることなく,必要とされる約束や決まりを重んじること」「お互いに迷惑をかけることのないような行動の仕方を身につけること」「自他への配慮と深い思いやりが大切であること」などが挙げられます。
日本人としての「道徳心」がよりよい社会の実現のために必要なことです。
本日はその「道徳」授業が1年生で行われました。資料を読み,主人公の心情を考え,さらには自らの心情にも問いかける内容でした。
中学生にとって「道徳」の授業は,様々な疑似体験の場であると思いました。その中で,心を揺さぶられ,考え方に葛藤し,何が大切か考えられることが必要ではないのでしょうか。
これからの社会を担う子どもたちを育てたいという,教師の気持ち(準備も含め)を感じる授業でした。
2月といえば節分ですね。節分は,もともと各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをいい,「季節を分ける」ことを意味しています。
節分行事といえば,「豆まき」「節分いわし」「恵方巻き」があります。
本日の給食は,それにちなんだものでした。ご飯は「鬼退治ごはん」という名の豆入りご飯。おかずに「めざし天」という鰯(いわし)を使ったものでした。
節分いわしは鰯を焼くと出る激しい煙と臭いで邪気を追い払い,そして柊の針で鬼の眼を刺すという魔よけの意味があります。また鰯にはDHAやカルシウムなど栄養が豊富なので,その鰯を節分に食べることで健康や無病を願うという意味合いもあるのかもしれませんね。
今回,写真はありませんが,行事や季節に応じた給食が楽しめるのはありがたいですね。