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青年海外協力隊の経験からアフリカの現状についてお話をいただきました。講師は,本町出身で平成13年に野間中学校を卒業された方です。
ケニアに派遣され,現地で2年4ヶ月過ごされたようです。まず,ケニアの基本情報から話が始まりました。アフリカというと「暑い」というイメージが有りますが,高地にある関係で過ごしやすい国であるようです。日本で言うならば「軽井沢」と言ったところのようです。国民の平均年収が日本円で2万から4万円程度。しかしながら,大変な格差社会であるようで,大臣クラスの年収が150万円程度と,庶民の暮らしとは,だいぶ違うことが分かりました。物価は日本並みと言うことですので,日本であたりまえと思われる暮らしをしている方は,ごく少数と言うことでした。しかし,講師の方が提示された子どもたちの写真からは,必死の生きる様子,無邪気に笑顔を浮かべる様子が伺われ,本日の演題のタイトルである「本当の豊かさとは」を考えさせられるものでした。現在1,2年生は,社会科でアフリカを学習しているところでもあり,大変タイムリーな講話となりました。
本ブログでは,初めての掲載になると思います。本校では,コミュニケーションを円滑に行うための方法として,「さわやか自己表現」,アサーションに取り組んでいます。朝の15分間の中で,まずストレスマネジメントを実施し,その後アサーショントレーニングに取り組みました。流れは以下の通りです。
① 構えの姿勢(約1分)
② 座った姿勢での漸進性弛緩法(約7分)
③ アサーショントレーニング(約7分)
アサーショントレーニングは,次のような場面設定で,二人のペアを作り演じさせました。
【場面設定】
◎家に帰って疲れて帰ったら,親にすぐに勉強をするように言われた場合。
親:「いつもぐずぐずして,いっこうに勉強をしないんだから。すぐに勉強に取りかかりなさい。」
【応答パターン】
① 生徒:アグレッシブ(攻撃的)な応答をする。
② 生徒:ノンアサーティブ(非主張的)に応答をする。
③ 生徒:アサーティブ(さわやかな自己表現)な応答する。
ここで用語の説明を確認しますと
アグレッシブなな方法:自分の事を中心に考え相手の事は全く考えない方法
ノンアサーティブな方法:自分の感情は抑えて相手に合わせるような方法
アサーティブな方法:自分の気持ちや考えを伝えるが,自分も相手も大切にする方法