連日報道されている東北関東大震災。自分たちにできることは,という発想から生徒会が募金活動に取り組み始めました。
朝の登校時間帯に合わせ,生徒玄関前で行っています。被災地の復興にはかなりの時間を要するでしょうが,その中で役に立つことは間違いありません。
一方,被災した方々が知人や縁を頼って各地に一時避難しているということも多く聞きます。県内でも,鹿児島市や伊佐市,鹿屋市などで受け入れたという報道がありました。もしかしたら,中種子町にも避難してくる方がいるかもしれません。そのような場合にはどう接すればよいのかも考えておきたいものです。同時に,震災被害を受けていなくても悩みや苦しみを抱えている人が周囲にいるかもしれないということも忘れてはいけないと思います。
明日卒業式を迎える3年生,義務教育の頂点に立つ日です。
この世に生を受けて15年,学校に通い始めて9年という年月をかけて成長した姿を,保護者だけでなく,多くの地域の方々に見ていただく日です。
晴れの門出を明日にひかえた3年生は,今日の午後,最後の学級活動を行っていました。
学習用具を片付け,また,この3年間の思い出を振り返る姿を見ていると,少し寂しい気持ちにもなりますが,精一杯のことをして送り出したいと思っています。
その間,1,2年生は,会場づくり。体育館だけでなく来客玄関,中庭など学校の至る所で一生懸命に体を動かしていました。
一方,これは,先日行われた「種子島の将来を語る会」に出席した生徒会役員のまとめです。大人も交えた会で堂々と自分の考えを述べる姿は,体年頼もしく見えました。
3年生の卒業後は,後輩たちがしっかりとその伝統を受け継いでいってくれることでしょう。