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2011年2月

2011年2月28日 (月)

柔道の授業

本日4校時,柔道の研究授業が行われました。1年生はやさしいルールで試合ができるようになるために必要な技能を10時間かけて学習しますが,その4時間目の授業です。

Jugyou1 Jugyou2

受け身の練習を繰り返した後,体落としなどにも挑戦しました。

基本の技をしっかりと身に付けそれを使いこなして試合をすることで,武道の伝統的な考え方や相手を尊重した行動の仕方をぜひ身に付けてほしいと感じました。

一方,相手を尊重した行動という視点で昼休みの校内を見て回ると生徒の頑張りを多く見ます。

Hiru1 Hiru2

1・2年女子は卒業式の合唱に向け,体育館に集まって隊形づくりを行っていました。卒業していく3年生への思いが感じられます。一方,生徒会学習委員会の代表は,学習アンケートの集計を行っていました。よりよい学習環境を整えたいという思いを感じます。

このように,多くの生徒,先生方の思いで学校は動いています。ありがたいことです。

2011年2月27日 (日)

故郷の将来を考える

26日(土)午後,西之表市民会館で「第2回中学生,高校生と種子島の将来を語る会」が行われました。本校からは,生徒会長をはじめ役員5人が参加してくれました。

Kataru1 Kataru2

Kataru3 Kataru4

Kataru5 Kataru6

故郷の将来を明るいものにするため,中学生から大人(役場やNPO関係者)まで,50人くらいが話し合う会でしたが,堂々と自分の考えを発表する姿に頼もしさを感じました。話し合いの中で感じたのは,

① 故郷のよさに気付く眼力を育てる

② 外部から見たときどこ,そのどこに魅力を感じるかを考えながら故郷のよさを楽しむ

③ よさを磨く(付加価値を付ける)方策を考える

④ 磨きをかけた魅力を発信する

ことが必要なのではないかということでした。社会に出てから「故郷に恩返しができる」生徒を育てるヒントにもなると思いました。

一方,サンシードでは熊毛美展を見てきました。

Biten1 Biten2

県知事賞に輝いた作品からは故郷に対する愛着が感じられます。豊かな実りもたらす気候,伝統ある熊毛美展を支える文化的風土なども種子島のよさなのだと思いました。

2011年2月25日 (金)

PTA総会ありがとうございました

桜のつぼみも暖かい日差しにほころぶ中,本年度最後の授業参観が行われました。

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授業参観の後は,PTA総会。1年間のPTA活動を振り返る中で,学校の教育活動が順調に進めらてこれたのも会員の皆さんのおかげであることを実感しました。改めて感謝したいと思います。

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学年・学級PTAも有意義な話し合いをしていただきました。ありがとうございました。

平成22年度の教育活動も残すところ1か月となりました。ここで油断することなく,最後の仕上げ,見届けをしっかりとやっていきたいと考えています。

2011年2月24日 (木)

雨が上がって

数日続いた雨が上がって一段と暖かくなり,中庭の桜もつぼみが開き始めています。下の写真は春の気配を感じながら6校時の授業を受けている生徒の様子です。

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明日は授業参観,PTA総会,学年・学級PTAです。生徒の様子をご覧いただくとともに,この一年の教育活動を振り返る意味からも,多くの保護者の出席をお待ちしています。詳しくは生徒便で配布してあるプリントをご覧ください。

2011年2月23日 (水)

身につけた知識をいかに使うか

タイトルは,宇宙飛行士 毛利衛 さんのことばです。

これからの時代は,知識があるのは当たり前で,その知識を使って何をするかが求められるのだそうです。

1校時,1年数学の授業でそのような場面に出会いました。

Suugaku1_2 Suugaku2

3本の直線に囲まれた領域の面積を求めるため,小学校で学習した「三角形の面積を求める公式」がどう使えるかを考えています。学び取った知識を確実に身に付けさせる,それを異なる場面での問題解決に生かすことができるようにすることを大切にしていきたいと思っています。

2011年2月22日 (火)

春の兆し

窓の外を見ると,柔らかな日差しに桜のつぼみが膨らみ春の兆しを感じます。

今日の全校朝会でも,熊毛美展の県知事賞をはじめ,多くの表彰伝達を行いました。日差しや桜のつぼみだけでなく,生徒たちの喜びの表情からも春の兆しが感じられます。

Hyoushou1_2 Hyoushou2

熊毛美展の作品は現在西之表の「サンシード」に展示中ですが,ふるさとの風景画コンクールや町農林漁業祭の入賞作品は学校の多目的ホールに展示されています。今週末の授業参観の機会などにご覧いただければありがたいです。

Furusato

Nourin1 Nourin2

3年生はあと2週間で公立受検,そして3週間後は卒業式を迎えます。喜びの春に向け,心と体の調子をしっかり整えて臨んでほしいと思います。

2011年2月21日 (月)

学校の見所(その2)

中種子町出身の日高蔀画伯の遺作とも言える作品が中種子中学校にあります。これは統合中学校に携わっていた中種子町関係者の依頼に応え,病と闘う日々の中で制作されたものだそうです。

Shitomi1_2

生徒玄関横の多目的ホールに掲出された作品を見ると,海外で活躍している中であっても,また,病と闘う日々にあっても,自分の故郷を,後輩である子どもたちを思う画伯の気持ちが伝わってくるようです。

2011年2月18日 (金)

学年末テスト終了翌日

学年末テストは昨日で終わりましたが,3年生は公立受検まで2週間少しです。

Jishuu

放課後,多くの生徒が自習学習に取り組んでいました。高校卒業時には全国の同級生を相手に大学入試や就職試験に挑むことを考えると,単に合格すればよいということでなく,少しでも力を付けた状態で合格することが大切だと思います。生徒たちのがんばりを期待しています。

一方,今週末に戦いの時を迎える1,2年生もいます。

Kendou Juudou

国分少年剣道錬成大会に出場する剣道部と県中学校新人柔道大会に出場する柔道部の生徒たちです。全力を尽くすことはもちろんですが,試合の過程からも多くのことを学んできてほしいと思っています。

2011年2月17日 (木)

自分の人生を考えるスタート地点

学年末テスト3日めはしっとりと暖かい朝を迎えました。夕方から夜にかけてやや強い雨や風,あわせて風向きが南寄りから北寄りに変わり気温が下がるという予報は,「寒冷前線」の通過に伴う典型的な天気変化です。これは,中学校2年理科の学習内容そのものでもあります。

ところで,3年生は学年末テストが終わったからといって油断をするわけにはいきません。実は,この期間は,公立高校受検に向けた願書の提出期間なのです。必要な書類は計画的に発送されています。3月8日(火),9日(水)の入試本番まで2週間と少し。無理は禁物ですが,計画的,継続的な学習を積み重ねていってほしいと思います。

Shinro

さて,学校の一隅に進路コーナーがあることをご存じでしょうか(生徒玄関横の数学少人数指導教室後方)。様々な上級学校のパンフレットが置いてあります。これまでは3年生の利用が主でしたが,これからは,1,2年生に積極的に目を向けてほしいコーナーです。「どのような人生を歩みたいか」を考えながら,それにふさわしい上級学校を探す,自分の目標達成にふさわしい勉強の内容や方法を考えるためのスタート地点にもなります。

来週2月25日(金)は授業参観,PTA総会等が行われます。1・2年生だけでなく,その保護者の方々にも関心をもっていただきたいと思っています。

2011年2月16日 (水)

2月も後半に

学年末テスト2日めの朝は,冷たい雨となりました。登校する生徒の様子を見ていると,いろいろなことを考えてしまいます。

ズボンやスカートの裾,靴をぬらしながらも傘をさし歩いて登校する生徒がいる一方で,校門近くで車を降り傘ももたずに校舎に駆け込む生徒もいます。あと10年すれば社会の荒波の中で自立していかなければならない生徒たち,30年もすれば社会の中で中心的な役割を担わなければならない生徒たちなのですが,そのために今はどうあるべきなのか,真剣に考える必要があるように思われてなりません。

さて,校内を見て回ると,いかにも学年末という風景がありました。来年度の授業で使う補助教材の見本です。昨日放課後,生徒が下校して静まりかえった校舎に,業者の方が運び込んでくださったものです。学校というところがいかに多くの方々に支えられているかを改めて実感しました。

Hojo

各教科や学年では,費用とのバランスも考えながら,生徒たちに力を付けるためどの教材を使用するか,これから検討をしていきます。決して安い買い物ではありません。今の学年で使用している教材も,大切に,そして,最後まで使い切っていきたいと思います。