人権同和教育講演会
7月1日(月)の3・4校時に、日置市の宮丸太鼓店主で部落解放同盟鹿児島県連合会書記次長の宮内礼治さんをお招きして、人権同和教育講演会を行いました。
御自分の御職業である太鼓の皮張り実演をしながら、誤解から来る差別や職業差別、命の大切さなど幅広くお話を聞くことができました。
休憩中も作業の御説明など生徒に分かりやすく教えてくださり、製作の手伝いもさせてもらいました。
質問もありました。宮内さんは、「もっと質問してほしい。話をしてほしい。分からないことは何でも聞いてほしい。でも、そういうことを大人は面倒くさがる。そこに忖度して子どもが質問することを止めてしまう。『聞く』という純粋な思いを止めないことが大切だ。そのことにより『知っている』と『知らない』の差が生まれる。『知っている』ことが人権意識の土台となり、身の内にある差別に気付き、他者理解にもつながる。」とお話しくださいました。
2時間では語り尽くせない内容に、もっとお話を聞きたくなりました。この講演会の学習をさらに生かすべく、人権感覚をさらに磨いていきたいものです。宮内さん、ありがとうございました。