夏に鍛える
中体連をはじめ,各種県大会がこの時期にあるのはなぜでしょうか。
授業がないということが一番大きな理由でしょうが,見方を変えると,体と心を鍛えるのに適した時期だと考えることもできます。
暑い中に汗をいっぱいかいて体を動かすこと,周囲の人々が気分的にゆっくりしている中でプレッシャーと戦うことなどは,体や心を鍛えること,人間としての成長に欠かせないものに思えます。
出発を明日に控えた柔道部はインターハイに出場する高校生の胸を借りながら,今日午後出発する男子ソフトテニス部は試合をしながら,最後の調整をしていました。
いつもと違う会場,いつもと違う雰囲気の中で試合に臨む生徒の心中は緊張感に満ちているでしょうが,その緊張感を楽しむことが自分を鍛えることになるのだと思います。